2020.07.26 12:1612.ミックスボイスの罠ご覧いただきありがとうございます。前回は「ミックスボイスの認識」というタイトルのもと、私が思うミックスボイスについてお話しさせていただきました。前回の内容をまとめると...・「声」は「声帯閉鎖(地声)」+「息(裏声)」の二つの要素で生まれる・「ミックスボイス」は「声帯閉鎖(地声)」+ちょっと勢いのある「息(裏声)」の二つで成立するこんな感じでしたね。普段の話し声もミックスボイスもメカニズムは一緒であり、単に呼気量やその勢いが違うだけなのです。そう考えると、ミックスボイスはそんな魔法のようなものではなく、声帯や喉にとってごく自然な状態だと言えます。まあ、その自然が難しいんですけどね...(それだけ多くの人が声帯の機能や呼吸が乱れている)すでに全員ミックス...
2020.07.21 14:0311.ミックスボイスの認識ご覧いただきありがとうございます。今回はボイトレに関する記事になります。少し前に「地声」をテーマに記事を執筆させていただきました。地声をテーマにした回では...・地声は声帯の機能を100%使えた上での話し声(声質や高さはそれぞれ)・多くの人は普段何気なく出している声を地声と勝手に認識しているだけ・間違った発声は体感としては楽だが、声帯や喉には負担がかかる・地声は間違った発声を続けることで変な癖がつき、徐々に退化していく・正しい「地声」のみが「ミックスボイス」の原型になる。おおよそ上記のような内容をお話ししたかと思います。今回はこれらの内容を踏まえて、「ミックスボイス」についてお話ししていきます。近年ではボイトレを語る上で外せない内容かと思います。最後ま...
2020.07.15 13:1310.ネオソウルご覧いただきありがとうございます。先日は全2回に渡ってオルタナティブR&Bについて執筆して参りましたが、今回はその前身と言える「ネオソウル」と呼べる作品を幾つか紹介していきます。
2020.07.11 13:409.オルタナティブR&B 後編ご覧いただきありがとうございます。前編に引き続きオルタナティブR&Bの後編になります。向井太一などにより日本でも急速に知名度をあげたオルタナティブはここからさらなる広がりを見せます。特にHIP HOPとの融合が凄まじく、前編で紹介したSIRUPのように歌とラップの差がほとんど無くなっていきます。これは日本人の英語の発音や抑揚のレベルが海外アーティストと遜色無くなってきた証拠と言えるでしょう。サウンドも様々なビートやJAZZ要素の追加でよりジャンルレスに広がっていきます。最後までご覧いただければ幸いです。それでは後編のスタートです。後編最初の3組は皆、沖縄出身のアーティストです。
2020.07.09 18:538.オルタナティブR&B 前編ご覧いただきありがとうございます。今回は初の楽曲紹介記事になります。テーマは「オルタナティブR&B」2010年代のUSR&Bトレンドですね。日本でもその流れを汲んだ楽曲が2010年代中頃から徐々に増加し続け、現在ではその手の楽曲で埋め尽くされてしまうのではないか...というくらいの広がり様です。その様相はまるで、宇多田ヒカルやMISIAらの登場によって日本中がR&Bブームになった約20年前の日本と重なります。現在、コロナウイルスの蔓延によって世界中が危機的状況ですが、奇しくも20年前の日本も深刻な不景気であり、その上ノストラダムスの予言で世界は滅亡するなんてささやかれていたもんですから余計に当時を思い出さずにはいられません。(コ...
2020.07.07 15:407.超高音時代ご覧いただきありがとうございます。本日はタイトルの通り、日本の音楽シーンにおける楽曲の設定キーが非常に高くなっていることについてお話しします。本当は楽曲紹介記事にしたかったのですが、ブログを始めるのも初の試みのため、しっかり動画を埋め込むことができるか、著作権は大丈夫かといったことが心配で、今回はそのテストも兼ねて記事を執筆していきます。最後までご覧いただければ幸いです。
2020.07.05 19:386.退化した地声 後編ご覧いただきありがとうございます。前編では、多くの方が普段何気なく出している声はそもそも「地声」とは呼べない可能性が高く、「地声」になっていないからミックスが上手くできないというお話しをさせていただきました。※前回の記事をご覧になられていない方は是非「4.退化した地声 前編」をご覧いただければと思います。ところが前編の内容だけでは、冒頭で皆様に問いかけた「地声とは何ですか?」という元々の疑問は解決できません。そこで後編では、最終的に「地声とは何なのか?」という疑問に対する回答を提示したいと思います。具体的な練習方法に関しましては、また後日紹介できればと思っておりますのでよろしくお願い致します。最後までご覧いただければ幸いです。それでは後編のスタートです...
2020.07.04 15:045.退化した地声 前編ご覧いただきありがとうございます。本日は満を持して、というほどでもないですが具体的なボイトレネタの記事です。ミックスボイスについての記事を書こうと思ったのですが、ミックスボイス以前に地声の話をする必要があると思い地声について解説していきます。ミックスボイスにも多少触れますが...タイトル「退化した地声」とは一体何を意味するのか...長いので今回も前後編に分けて全2回でお送りいたします!最後までご覧いただけたら幸いです。唐突ですがブログをご覧になっていただいてる皆さまに次のような質問をします。Q.「地声」とは何ですか?この質問に対する回答は...A. 低い声 話し声 普段楽に出せ...
2020.07.03 14:214.Mellow Voice本日もご覧いただきありがとうございます。唐突ですが、ブログを始めたはいいが「なんでブログタイトルはMellow Voiceなの?」と早速友人に突っ込まれる始末であります...
2020.07.02 16:583.ボイストレーニング10のメリット 後編ご覧いただきありがとうございます。前回、「ボイストレーニング10のメリット 前編」ということで、ボイトレで得られるメリット5つについてお話ししました。主に歌声や話し声に関するメリットでしたね。今回は後編となるんですが、後編は歌声や話し声の変化以外に得られるメリットについてお話ししようと思います。ボイストレーニング10のメリット 後編6.姿勢改善 ピアノに合わせて声を出したりなど、いかにもボイトレっぽい練習以外にもボイトレでは必ずと言っていいほどストレッチや体操といった姿勢に関わるエクササイズをします。歌う時の姿勢が発生に大きく影響するからなんですね。正しい姿勢じゃないといい声は出ないし、いい声が出ないってことは姿勢が崩れてる証拠なんですよね。実際、歌が...
2020.07.02 11:152.ボイストレーニング 10のメリット 前編第一回目は自己紹介の記事でしたので、今回がボイストレーニングに関する実質最初の記事になりますね。今回はボイストレーニングをすることによって得られるメリットを分かりやすく10上げてみました。前後編に分けて全二回にわたってお話ししていきますので是非最後まで御覧いただけたらと思います。まずは前編!!主に歌や話し声に関するメリットです。ボイストレーニングのメリット 前編1.高音も低音も自由自在 ボイストレーニングに何を期待するかと言ったら真っ先に思い浮かぶのがこれですよね。好きな曲を上手に歌いたい!キーを下げず歌いたい!など悩みは尽きませんが、正しいボイストレーニングを継続することで、いずれは高音も低音も楽に発声できるようになります。こういった状態を俗にミック...
2020.07.02 09:241.ご挨拶当ブログに目を通していただき、誠にありがとうございます。当ブログは岩手県矢巾町を拠点にボイストレーナーとして活動させていただいている筆者がこれまで実践してきた様々なトレーニングの中でも、特に効果的であったトレーニングの紹介や、ボイストレーニングについての考え方を不定期でアップしていくブログです。また音楽好き、特に歌モノマニアという側面もございますので、こちらも不定期ではありますが、名盤解説や音楽ネタの記事も執筆致しますのでよろしくお願い致します。